母(通称みっちゃん)のメールシリーズ第3弾。
実家のクーラーが壊れた編。
タイトル → したのくうら
本文 → 動かないこはれたらしい西友でかうか
“したのくうら”は一階のクーラーのことじゃな。
タイトルはいいが、また本文が区読点なしになっている。
“ 動かない子 腫れたらしい ”という
怪奇小説の一文のようにも読める。
例えこれを “ 動かない子 晴れたらしい ” とさわやかめに読んだところで
次が “ 西友で買うか!”だ。
買っちゃいかんだろう、西友で子は。
ま、書きたかった文は分かるがな。
“壊れたらしい”じゃろ。・・・こはれた・・・昭和のにおいがぷんぷんだ。
しかしこの暑い最中、クーラーが壊れたのは困るな。
買うかのあとに“!”マークが見えるほど文面から母の勢いを感じる。
魚を買うようにクーラーを買ってきそうじゃ。
それも、ようわからんから安いってだけで去年とかの型のものを。
メールに気づいてよかった。
仕事おわりで六本木から電車に乗ろうとしてたところじゃったので
「 とりあえず涼しい店に行って茶でも飲みなはれ 」と電話をし、
そのまま家電量販店に向かい、
特価になっているクーラーを更に値切って一台購入。
配送手続きをすませた。
ひと安心したものの、取り付け工事日には設定やら
リモコン操作やら教えねばならんのぉ。
時間がとれるじゃろうか?と思っていたら
母曰く、
「こなくても大丈夫よ。だって、カラオケのリモコンも
お友達の中で、お母さんだけが操作できるのよっ 」
あ~カラオケとか行ってはるんですか・・・。
子の苦労、親知らず。