「オカンのことがあってからちょい演劇から離れておりましたが、来月より(11月)舞台復帰いたします。」
その公演、やしゃごの『アリはフリスクを食べない 2024』がもうすぐ始まります。
それにしても人が亡くなるって、
てか、亡くなった後ってほんと大変ですな。
相談に乗ってくれたみなさまありがとうございました。
メッセージくださった方にも感謝です。
ものすごく救われました。
オモロいことも勉強になったことも沢山あリました。
ブログには書いたもののすぐにはあげられないので
「未公開記事」で溜まっていますが、
時期を見てアップできたらと思います。
今回出演にあたりDMには上の「」とじの2行の文章しか書いてまへん。
確かにそうなのですが、じつはオカンのこと以外にも
その頃、大変ショックを受けることがありました。
オカンのことがあって弱っていたせいか分かりませんが
かなりダメージを受けてしまい、大好きな演劇をやりたいと思う力が
ペロンペロンになくなってしまいました。
わしはその問題の当事者でもなく渦中にいるわけでもないし、嫌な言い方をすれば関係ない。
正直なところ何もできまへん。
だから知らぬ存ぜぬで上手に暮らせたりしちゃう筈なのですが、
何か行動するわけでもないのにただただひたすらに元気がなくなっていきました。
芝居を観るのもつらい、楽しめない。でも観る(笑)
無理矢理通っているリハビリのような時期を経て
ああ、やっぱりお芝居楽しいなあと思えるまでが長かった。
夏にオカンが亡くなり、ご心配と共にいただいたオファーのいくつかを
負の相乗効果でお断りし「そんなんあかんやん自分!」な日々を過ごしていました。
伊藤さんにお声がけいただいたのはメールを見返してみたら
随分前のまだその深海にどっぷりいる時期でした。
水面は遥か頭上にあることはわかってるけど上がるつもりがない(笑)
そんな深海魚と化した我がですが、伊藤さんの
「来年なんだけどさ〜」の声を聞きながら
ちょいと頭上を見てみました。
あぁ『きゃんと、すたんどみー、なう。』
誘ってもらってうれしかったなぁ。
コロナ禍真っ只中でマスク着用稽古。
でも楽しかったなぁ。
・・・
ゆるゆると、上がれるかな、わし。
伊藤さんじゃなかったら引き受けてなかったと思います。
ひゃっほうみたいな陽気な役ではないですが
苦しみ楽しみながら水面から上がりたいと思います。
ご来場お待ちしております。
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11月14日(木)〜11月24日(日)
『アリはフリスクを食べない 2024』
作・演出/伊藤毅
「俺ね、兄ちゃん、いないことにしたの」